filterTetx

 描画された図形に対して設定可能なフィルターは、「Blur」 ・「Glow」・「GradientGlow」・「GradientBevel」・「DropShadow」・「Bevel」です。
これらは、単体としてだけでなく、複数を相互に組み合わせて用いる事が出来ます。
フィルターパネルは、図1の「Filter 」ボタンを押下することで展開します。

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 展開されたパネルには、「ON」・「OFF」の設定ボタンが上側と下側の2箇所あります(図2)。上側のAで示されている「ON・OFF」は、フィルター
自体を図形に設定するかどうかの切り替えで、下側のBは、個別のフィルターの種類を適用するかどうかの設定ボタンになります。
ここでは、フィルターを設定するので、先ず上側を「ON」にします。

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blurText

 上記のFilter自体がONの状態で、図3の個別の項目をONにすると図形にフィルター効果が発生します。(図3)

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 Blurの初期設定では、「X」が4、「Y」も4、「Quality」が1になっています。これを変更する場合、 テキストボックスに値を入力して「Set」ボタンを
押下します(図4)。「X」・「Y」の最大値は255で「Quality」が15です。

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 図5にある「Default」ボタンは、個別毎のフィルターを初期化します。

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glowTetx

 「Color」は0xの後に16進数表記で色を指定し、「Strength」には最大値が255までの数字を入力します。
「KnockOut」や「Inner」は、テキスト入力ではなく、ボタンを押下して切り替えます。

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ggT

 GradientGlowはONにしても、グラデーションに配色を設定しなければ効果は発生しません。 (図7)

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 グラデーションは、図8の「Color」・「Alpha」・「Ratios」のテキスト入力項目に値を入れ「Make」ボタンで作成します。
「Make」ボタンを押下する毎に一色ずつ作られ、必ず「Color」・「Alpha」・「Ratios」に有効値を入力してセットにする必要があります。
その際、「Ratios」が0と255位置の「Alpha」は0に設定します。「Ratios」の値のうち0~128までは外部色になり、129~255は内部色の設定にな
ります。「Clear」ボタンにより、配色の設定は全て無くなります。

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gbT

 グラデーションベベルもGradientGlowと同様に、ONにするだけでは配色がありません。
「Make」ボタンにより一色ずつ作成しますが、 GradientGlowと異なり「Ratios」が128の位置の「Alpha」を0に設定します。
「Ratios」の値のうち0~127まではシャドウの色になり、129~255はハイライト色です。これ以外の配色についての事は、 GradientGlowと同様
です。

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dsT

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bevwlT

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 図12の「Default」ボタンは、全種類のフィルターを初期値に戻します。

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