
イメージファイルを用いることが出来ます。「Image」ボタンを押下してイメージパネルを展開します(図1)。
「Up」ボタンを押下して任意のイメージファイルを選択します(図2)。(尚、パネルには2枚まで置けます。)
プレートにあるイメージを選択してアートボードへドラッグすると、イメージファイルがパネルからアードボードへ移行します。
移行したイメージファイルは、ドラッグにより移動可能です。
アートボードに移行したイメージファイルを、ベクター画像に変換する事が出来ます。
図4の「→Vector」ボタンを押下します。尚、ベクター画像に変換すると操作が重くなります。イメージファイルのサイズが大きい場合は
注意して下さい。
変換後は、「Scale」と「Color」以外は通常の図形と同様に操作出来ます。 (図5 )
「編集」は、「Move」・「Point」の操作が可能です。このうち「Point」に関しては、操作方法が他の図形とは異なります。
イメージファイルの場合は、編集点が小さくて数が多いので、ボタンを押下すると赤で塗りつぶされてしまいます。(図6)
そこで「Scale」パネルを展開してアートボード自体の倍率を拡大します(図7)。
木の枝の一部分を消去してみます。
編集点が多いので、ここでは「Multi」を用います。図8-1のように、消去したい部分をドラッグして選択します。
色が似ている部分まで移動します(図8-2)。このままだと移動の後が目立つので、空色の部分を重ねます(図8-3)。
倍率を等倍に戻します。(図9)
図10は左が修正後、右が修正前です。
上記ではまとめて行いましたが、通常の図形と同様に、「Point」での編集に際して方向キーでの操作も可能です。
但し、方向キーの場合はその都度毎に描画の変化が無いので、「draw」ボタンを押下して図形の状態を更新します。(図11)
先ほどはアートボードを拡大しましたが、今度は図形自体の拡大です。
他の図形と同様に「Scale」ボタンで行います。拡大倍率は2倍まで可能です(図12)。
アードボードを拡大した場合とは異なり、図形は引き伸ばされるのではなく、新たに描画点が構築されるので、ギザギザを抑える事
が出来ます(図13)。但し、拡大すると処理が重くなります。