Sampleとして雪の結晶(snow crystal)をつくります。
デザインソフトを起動する為Playボタンを押下します。(デザインソフトの起動についての詳細は[Start]より。)
Playボタン↓
続けて「New」→「Set」ボタンを押下し、描画画面を表示させます。
雪の結晶(snow crystal)は、パーツとなる部分を描画して、それを複数コピーする事で完成させます。
パーツとなる部分は、直線を組み合わせて描画するので、最初は直線から描画します。
図1の直線を選択します。(描画について詳しくはマニュアル→ [Draw])
直線の描画方法ですが、パーツをつくるにはドラッグやクリックで作成するよりも、テキストボックスで描画したほうが作成し易いので、テキストボックスで実行します。
図2の「Text」ボタンを選択します。
描画方法を選択すると青色の鉛筆マークが表示されます。これが描画可能の状態であるマークになります。
図3にある[Radius]欄に20を入力します。(他の項目はデフォルトの状態[X-300][Y-300][Angle-60]で描画します。
尚、直線の描画についての詳細はマニュアル「Straight」)
図4にある黒色の鉛筆のマークを押下すると、実際にテキストボックスで指定された値で直線が描画されます。
「End」ボタンを選択して描画状態を終了させます(図5)。
この直線の色を、雪の結晶(snow crystal)に近似する色に変えます。
図6のボタンを押下し「線の色」のカラーパネルを開きます。
(色についての詳細はマニュアル[Color])
図7のように「水色」を選択し、線の色を水色に変えます。
直線の「塗り」は無色にします。
「Line」ボタンを押下すると、表示が「Paint」に変化して「図形の塗り」が設定できる状態になります(図8)。
「Paint」ボタンの隣にある、茶色の「ON」ボタンを押下すると「OFF」に設定が変わり、図形の塗りが無色になります(図9)。
線の太さも変更します。
図10の「Line」ボタンを押下してLineパネルを開きます。
図11の[Thickness]欄に2と入力し「Thickness」ボタンを押下します。
又、「Caps」ボタンを押下して[none]の表示から[round]に設定を変えます([round]にする事により線が丸みを帯びます
尚、線の太さについての詳細はマニュアル[Line])。
これで雪の結晶(snow crystal)の最少単位が出来上がりましたので、これを素にして「コピー」と「グループ化」を繰り返して完成させていきます。
先ずは、これを左側で対称にコピーしたいと思います。
図12の「Copy」ボタンを押下してコピーパネルを開きます。(コピーについての詳細はマニュアル[Copy])
図13の「Surround」ボタンを押下して、コピー対象となる図形を囲んで選択します。
左側を対称にしてコピーするので、図14にある「Reflect」ボタンを2回程押下して、[Reflect]欄の表示を[OFF]から[Left]に変えます。
このように設定する事で、コピーの方向を選択した図形に対して対称方向に実行できるようになります。
「Copy」ボタンを押下して、コピーを実行します(図15)。
次に、描画されている2つの図形をグループ化して一つの図形にします。
図16の「group」ボタンを選択します(グループ化について詳細はマニュアル[Group])。
図17の「Surround」ボタンを押下して、グループ化の対象となる図形を囲んで選択します。
「Group ON」ボタンを押して、グループ化を実行します(図18)。
グループ化された事により、この2つの図形を1単位としてまとめて操作出来るようになります。
このグループ化された図形をコピーして行く事で、雪の結晶(snow crystal)に徐々に近づけていきます。
再び「Copy」ボタンを選択してコピーバネルを開きます。
「Surround」ボタンを押下して、グループ化されている図形を囲んで選択します(図19)。
コピーする方向は、選択した図形の真下にします。
図20の[Direction]欄の「A Piece」ボタンを押下することで、コピー方向を真下に設定します。
デフォルトの状態だと、表示が[OFF]に設定されているので、これを「A Piece」ボタンを一回押下して表示を[Under]に変えます。
こうする事で、コピーの方向を真下に設定出来るようになります。
設定が完了したら「Copy」ボタンを押下してコピーを実行します(図21)。
先程と同様に、再度描画された図形をグループ化します。
「Surround」ボタンを押下して、描画されている全ての図形を囲んで選択します。
選択出来たら、「Group ON」ボタンを押下してグループ化を実行します(図22)。
この図形に対してさらに直線を描画して追加するので、再度「直線」の描画ボタンを押下します(図23)。
又、描画方法も「Text」により実行します。
図24にあるようにテキスボックスには、[Radius]欄に100を入力して、[Angle]欄に90を入力します([X-300][Y-300]は先程と同様です)。
黒い鉛筆マークを押下して描画を実行します(図25)。
描画に必要なのは、垂直線一本だけなので、「End」ボタンを押下して描画状態を終了します(図26)。
描画された垂直な線を、下方向に移動して位置を調整します。
図形を描画した直後は、その描画された図形が選択されている状態になっていますので、今描画した垂直線を方向キーにより移動します(図27)。
(尚、選択が外れている場合は、垂直線をクリックして再度選択して下さい。詳細はマニュアル[Status])
方向キーの↓キーで、1pixeずつ下へ移動します(図28)。
図29のように位置が調整出来たら、「End」ボタンを押下して確定します。
再度グループ化します(図30)。
パーツを組み合わせる事で、先程よりも雪の結晶(snow crystal)の形に近づいていきます。
これをコピーします。図31のように図形全体をコピー対象として選択します。
コピーする方向は、選択した図形の真下にします。
図32の[Direction]欄の「A Piece」ボタンを押下して、表示を「Under」に設定します。
「Copy」ボタンでコピーを実行します(図33)。
グループ化します(図34)。
最終のコピーを行います。
このコピーは、図形の中心点を基準に、60°ずつ回転しながら複製していきます。(尚、基準点についての詳細はマニュアル[Transform])
先ずはコピー対象の図形を選択します(図35)。
コピーの数量は5個程にしますので、[Quantity]欄に5を入力します。
又、回転処理を施しますので図36にあるように、【Effect】の[Rotate]欄には60を入力します。
「Copy」ボタンを押下してコピーを実行すると、雪の結晶(snow crystal)の形になります(図37)。
後は、グループ化して一つにまとめて、雪の結晶(snow crystal)のサイズを調整します。
サイズを縮小します。
図39の「H」欄に100と入力し、「Set」ボタンを押下します。(尚サイズ変更についての詳細はマニュアル[Status] )
これで雪の結晶(snow crystal)の図形が完成しましたので、pngに書き出して保存します。(保存について詳細はマニュアル[Save])
「Save」ボタンを押下してセーブパネルを展開します(図40)。
雪の結晶(snow crystal)のみ書き出すので、図41の「All」ボタンを押下して保存単位の表示を「Unit」に変更します。
「Surround」ボタンを押下して、保存する雪の結晶(snow crystal)を囲んで選択します(図42)。
余白を少しつくりますので、[Margin]欄に1と入力します(図43)。
最後に「Save」ボタンを押下して保存を実行します(図44)。